社団法人 愛知県獣医師会は、獣医学の普及、獣医師の向上等を目的としています。

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食鳥検査センター
愛知県獣医師会食鳥検査センターの仕事
鶏肉は食肉の中では豚肉に次いで消費量が多く、国民一人当たり年間10Kgを超える量(食料需給表)を消費している重要な食品です。 鶏肉などの食鳥肉の生産から消費までの各段階で獣医師がかかわることで、食鳥肉の安全を守っています。
生産段階に対しては、鶏の病気の発生予防や伝染病対策に家畜保健衛生所の獣医師や開業の診療獣医師がかかわり、流通段階では保健所の獣医師などの食品衛生監視員が目を光らせています。
そして、生産段階と消費段階との間に位置する大規模の食鳥処理場においては、「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」に基づいて、愛知県獣医師会に所属する20数名の獣医師が検査員として1羽ごとに検査し、合格したものだけを出荷するよう厳しいチェックをしています。 愛知県獣医師会食鳥検査センターの仕事
獣医師会が行う食鳥検査とは?
鶏、あひる、七面鳥は、法律によって大規模の処理場では獣医師による検査を受けなければ流通させることはできません。
この検査は、多くの都道府県等では直接自治体の職員である食鳥検査員が行っていますが、愛知県内においては、愛知県獣医師会が愛知県、豊橋市及び岡崎市から委託されて検査を実施しています。
これは、愛知県獣医師会が、技術的な面や公正さの面から信頼性があるとして国から指定検査機関として指定を受けていることによるもので、食品の安全を確保するための重要な役割を担っています。
食鳥検査の流れ
1.生体検査 1.生体検査
鶏などの食鳥が食鳥処理場に搬入されると、まず病気などの異常がないか生体の状況を検査をします。
異常があると判断された食鳥は、処理することはできません。
矢印
2.脱羽後検査 2.脱羽後検査
次に、羽毛を除去した後に脱羽後検査を行います。
体表を中心に異常がないかを検査して、異常があれば内臓の摘出を禁止し、廃棄処分とします。
矢印
3.内臓摘出後検査 3.内臓摘出後検査
続いて、内臓や体の内側に異常がないか検査します。
異常が見つかれば、全部あるいは異常のあった部分を廃棄処分とし、合格したものが次の加工工程へと送られます。

その後の加工工程では、ささみ、胸肉、もも肉などに分けられたのち、出荷されて店頭に並び消費者の元へと届けられます。
●食鳥検査の実績
「食鳥処理の事業の規制及び食鳥検査に関する法律」が平成2年に制定され、2年後の平成4年から検査制度がスタートしました。
愛知県獣医師会は、当初は愛知県のみでしたが、現在は3自治体から食鳥検査を受託して検査業務を行っています。
これまでの検査実績は表のとおりです。
年度 食鳥検査羽数 内  訳
ブロイラー 成 鶏  
4年度 11,900,511 7,312,870 4,587,641  
5年度 10,685,709 6,055,672 4,630,037  
6年度 9,966,946 5,821,675 4,145,271  
7年度 9,192,936 5,043,475 4,149,461  
8年度 9,456,757 5,219,610 4,237,147  
9年度 9,871,095 5,289,300 4,581,795  
10年度 10,701,755 5,961,918 4,739,837  
11年度 11,094,738 6,085,022 5,009,716  
12年度 11,437,103 6,048,490 5,388,613  
13年度 11,605,763 6,903,905 5,701,852 あひる6
14年度 11,636,215 5,915,959 5,720,256  
15年度 11,881,133 5,758,985 6,122,148  
16年度 11,899,942 5,758,486 6,141,456  
17年度 12,538,584 5,905,856 6,632,728  
18年度 12,424,634 5,997,063 6,427,571  
19年度 12,556,779 6,058,982 6,497,797  
20年度 13,533,542 6,428,793 7,104,749  
21年度 13,424,119 6,645,757 6,778,362  
※ブロイラー:短期間で出荷できるよう改良された食肉用若鶏の総称をいう。
(ブロイラー以外の名古屋コーチンなどの地鶏もこの欄に計上)
※成鶏:卵を産ませる期間を終えて出荷される雌鶏で、成鶏肉はうまみと歯ごたえを活用して
主に加工用に利用される。
愛知県獣医師会食鳥検査センターの紹介
国から指定された指定検査機関として、愛知県岡崎市に食鳥検査センターの事務所と検査室を置き、6か所の食鳥処理場の検査室に検査員を派遣しています。
愛知県獣医師会食鳥検査センター
●指定検査機関の名称及び所在地
◆名称 社団法人愛知県獣医師会食鳥検査センター
◆所在地 愛知県岡崎市美合町字並松1番73
◆指定 平成4年3月18日 厚生省生衛第209号
◆建物等 敷地面積・・・ 1,059㎡
       建物・・・鉄筋コンクリート平屋建 延べ268,8㎡
あひる
●食鳥検査センター組織図
食鳥検査センター組織図
●食鳥検査センター地図
食鳥検査センター地図
◆東名岡崎インターから4キロ
◆名鉄美合駅から1キロ、徒歩15分
●食鳥検査センター建物
食鳥検査センター建物
●食鳥検査員の派遣食鳥処理場 
食鳥検査員の派遣食鳥処理場 
①丸トポートリー食品株式会社(ブロイラー)/ 豊橋市牟呂町字扇田14番地
②合資会社鳥文白井商店(成鶏)/豊橋市岩屋町岩屋下62番地
③株式会社丸文牧野商店(成鶏)/豊橋市三ノ輪町2丁目128番
④六ツ美養鶏加工協同組合(成鶏)/岡崎市上青野町字城屋敷7番地
⑤株式会社奥三河どり(ブロイラー)/犬山市字南大橋45番地の2
⑥株式会社マルセ(ブロイラー)/田原市神戸町大坪240番地    
●食鳥検査センター本所の検査室
岡崎市にある食鳥検査センターでは、
細菌検査や病理組織検査などの設備が備えられており、
精密検査を行っています。
食鳥検査センター本所の検査室
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